同志社大学ロボット研究会 活動日誌

同志社大学ロボット研究会の公式ブログです.主に,普段の活動やロボットコンテスト等について発信していきます.

班分け紹介: 機体班

こんにちは,同志社大学ロボット研究会です.

今日はドラえもんが放送開始した日らしいです.ドラえもんといえばロボット,ロボットといえばロボ研,ということで,同志社大学では今日から新歓期間が始まりました.

今回は,ロボ研での活動班の1つである「機体班」についてまとめました.

 

機体班とは

 大まかにいえば,ロボットには次のような区分があります.

 ・機体: ロボットの身体.動かされる本体.

 ・電子回路: ロボットの神経.動き方などの情報を伝える部分.

 ・制御: ロボットの脳と思考回路.動き方などの内容を決める部分.

 この中で,「機体」の設計や加工,組み立て(アセンブリ)を担当する花形が「機体班」です.

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作業の流れ

設計

 設計では,ロボットが達成すべきことを中心に形を考え,3次元でモデリングしていきます.

 また,ロボ研では「Fusion360」という3 DCADソフトウェアが使えるようになります.パソコンの購入の際は,ある程度のスペックを満たしたパソコンがあると便利なので,上回生に気軽に相談してみてください.ちなみに,パソコン購入前の人向けにパソコンの貸し出しも行っています.

 特に,3DCADソフトは同志社大学の機械系では習わないので,ロボ研で身につけるというのはメリットになるかと思います.

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加工

 加工では,3Dモデルを元に工場実習棟で大型機械を用いて材料を整形していきます.

 大型機械を使えるようになると,切削や溶接,研磨などを自由に行うことができます.この加工時に大型機械を用いる際は,「ライセンス」を取得する必要があります.ロボ研の場合,このライセンス取得のための講習の案内を行えるので,是非尋ねてみてください.

 また,公式に行われているライセンス講習以外に,工場の先生や上回生が行う特別講習を受けることができるので,より複雑な加工を行えるようになります.

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組み立て

 組み立ては,工場で加工した部品を,ドライバーやネジを用いて「ロボット」として仕上げる最終段階です.

 大型ロボットを作る際は,構造ごとに分担して設計や加工を行なうので,モデリング時に確認していても組み立て時に不具合や誤差が出ることがあります.その場合は,再度工場にいって調整していきます.うまく調整できると出来上がりです!

 

ロボ研での構成人数

 ロボ研での機体班は,2回生と3回生を合わせると半分の割合を占めています.人数でいえば9人です.彼らの多くは,理工学部機械システム工学科,エネルギー機械工学科,生命医科学部医工学科です.

 ただ,「機体班」だからといって機械系の学科でなければならない訳ではありません.過去には,理工学部情報システムデザイン学科などの情報系や電気系も所属していました.ロボ研では,自分が好きなことや気になること,得意なことに合わせて活動班を選べます.

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おわりに

以上までに,大まかに機体班について説明してきましたがいかがでしたか?

少しでも具体的にイメージする手助けになったのなら幸いです.

さらに詳しく知りたい方や実際に体験会などで製作してみたい,という方はぜひブースにお越しください.

また,ブースに加えて,doshisha.robo2017@gmail.com でも質問などを受け付けているのでお気軽に連絡してくださいね!